空の真ん中には

作詞作曲 森泉智

時間を切り取った筈なのに
随分、古ぼけてしまったな
滲んで褪せたコントラスト
綺麗な程に脆く澄んだ

同じ空の下で共に奏でたよ
同じじゃなくても似ていた夢を
抱き締めるだけが優しさじゃないこと
すすり泣きの側に残ってたもの

眠らなくても朝は来ると
気付いたのはいつの日だっけな
なんか置いてきぼりみたいで
拗ねて毛布に潜ったんだ

傷ついてしまうのはさ 
弱いからじゃないんだよ
誰かの事を思う強ささ
正解はないけど間違いがある世界で
それでもいつも選ぶよ

不確かなもの程手放しづらくなるね
それでも強く望んだものならば
いいよ僕のこと忘れてしまっても
ただ失くさないで思い出してよ

冷えきった温もりが
寄り添ってきた時から
温かい寒さを知ったんだ
言葉が出てこなかった 
元から持ってもなかった
もし見つけたら 伝えられるのかな

そうだあの日 12時前に
鈴の音が鳴って ほら

僕が歌った唄を鼻唄をまぜて
口ずさむ君の声が聞きたいな
ひとつ屋根の下ではじめましてだとか
さよならを越えてここまで来たんだ
同じ空の下で強く奏でたよ
これからもきっと足を挫く君の
耳に残れ手を打ち鳴らせよ
さあ音のならない世界で響く唄を

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