嘘のような本当の話

のような嘘の話




結局嘘やないかいwww



とベタベタなツッコミを心の中で、或いは声に出してした君。





みんなが言うほど俺は君のこと嫌いじゃないよ。


サトシです。






僕らのバンドは現在正規メンバーは四人なのですが、よく聞かれるのがどういう経緯でバンドを組むに至ったの?という事です。


しかし、いつも幼馴染で〜とか、大学が一緒で〜とかの話で煙に巻き、核心に触れた話題を避けてきました。

何故ならあまりにも危険すぎて自分でも扱い切れないものだったからです



いいでしょう。



今夜は話します。




-俺とアライタケル(ドラム)の出会いを-



他のメンバーとめちゃくちゃ音楽の趣味が合うわけでもなく(強いて言えば俺)

かといって他の部分でも共通項がある訳でもない。


そんな彼が何故モノミユのドラムを叩くに至ったのか。


ついにその謎を紐解いていきたいと思います。




二年前だかの初ライブあたりからモノミユを知ってる人はご存知の通り、当時のドラムはアライタケルではなくサポートのkさんに頼んでいました。



しかしせめてドラムは本メンバーじゃないと、バンド的にも経済的にもきつい!!となった僕らは新たなドラムを探す旅に出たわけです。


そして若菜(vo)とイマイ(ba)が同じ大学ということで連れてきたのがアライタケルでした。

当時の彼は今とは比べものにならない程尖っていて、柔らかそうな絨毯や壁を見つけるとすぐ刺さっていました。


僕も未だに完全には信じきれていないのですが、学校の音楽室の無数に空いている小さい穴の8割は彼の仕業らしいです。


魚を食べても、骨が刺さることより骨に刺さる事の方が多かったという彼。


そんな彼と会った時僕の最初の印象は、「とっつきずらそうな奴だな。」でした。


初対面で彼のドラムをまだ聞いても居ないのに、彼と話しながら頭の中では「次のドラムは誰にしようかな」と考えていました。


失礼な話です。



しかしそんなことを考えてたのも束の間、スタジオに入り、いよいよ初めての音合わせ……






は可もなく不可もなく終わりました。
しかし本題はここからです。

練習終わりに機材を担いで駐車場まで歩いていると


常に虚空を見つめている彼の目が何かを捉えました。
その視線の先にあったのは、雨水か、それとも別の何かか、とにかく透明な液体が並々と張られたタライでした。
彼は無言で足早にそれに近づき蹴っとばしました。
当然タライはひっくり返り、中にあった液体はぶち撒かれ
カタカタとまだほのかに揺れている空になったタライだけが残りました。

そして彼は言ったのです。とても小さな声で


僕だけに聞こえる声で…




「タライアケル。」




と。



その時僕の脳裏には埼玉スーパーアリーナを満員のオーディエンスで埋め、ステージに立つ僕とアライタケルの姿がはっきりと浮かんだのです。

恐らく彼にこの話をしても否定するだけでしょう。



当然です。もし政府にこのことが知られたら、彼は追われる身となってしまう訳ですから。






嘘のような本当の話







のような嘘の話。





信じるか信じないかはあなた次第








な話。

















モノミユ official website

ノスタルジックバンド“モノミユ”のオフィシャルホームページです 不安と希望を詩に乗せて。都内中心に活動しています

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